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子どもの発達検査の取り方・活かし方 (電子書籍)

子どもと保護者を支えるために

子どもの発達検査の取り方・活かし方
形式・仕様:
単行本 電子書籍

検査を子どもに資するものとするために、検査中・検査前後に起こりがちな難しい状況に対する検査者の考え方と対応方法を解説する

著者 樋口 隆弘
ジャンル 発達心理学
臨床心理学  > 心理アセスメント
出版年月日 2021/07/16
判型・ページ数 142ページ

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子どもの発達検査を取り始めると、いくつも難題が現れる。

・制限時間を過ぎても回答を続ける子どもにどう対応したらよいのか?
・子どもがちょっとした勘違いで実力を発揮できていない場合、どうするべき?
・なぜか子どもが答えをすぐに変えてしまう。
・保護者に様子を報告するときに意図がうまく伝わらなかった。

医療・福祉領域で数千件の検査経験をもつ著者が、「子どものための検査とする」という原則に沿って解説する。検査マニュアルだけでは分からない、検査者のステップアップのヒントが満載。
序文――『子どもの発達検査の取り方・活かし方』の推薦 (村瀬嘉代子)
はじめに

第1章 検査を実施する前に意識しておくべきこと
   第1節 子どもの全体像とは
   第2節 子どもと子どもに関わる人たちをつなぐ
   第3節 子どもを置き去りにしないこと

コラム1 白衣よ、さらば

第2章 発達検査とは
   第1節 検査の意義・目的
   第2節 検査・カウンセリングのそれぞれの強み

コラム2 骨を鳴らす検査者? ペンを回す検査者?

第3章 子どもと保護者のための検査となるために
   第1節 求められる検査者像
   第2節 検査を受ける意味がわからない
   第3節 検査前のさまざまな情報
   第4節 検査前の子どもや保護者とのやり取り
   第5節 ラポールの形成

コラム3 たかが鉛筆、されど鉛筆

第4章 マニュアルの背景にあるもの
   第1節 WISC (Wechsler Intelligence Scale for Children: ウェクスラー式知能検査) とは
   第2節 教示や実施法をもとに考えてみる
   第3節 検査後の子どもや保護者とのやりとり

コラム4 ページのめくり方、その奥深さ

第5章 検査を通して子どもの全体像を把握する
   第1節 下位検査の種類

第6章 検査結果をどのように活かすのか
   第1節 所見・報告書
   第2節 カンファレンス(会議、打ち合わせ)
   第3節 立ち話
   第4節 子どもと関わる人たちを支える

補章 WISC‐Ⅳ以外の検査
   第1節 新版K式発達検査2001 (2020)
   第2節 MSPA (Multi-dimensional Scale for PDD and ADHD)

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