認知症に心理学ができること

医療とケアを向上させるために

認知症に心理学ができること

アセスメント、意思決定の支援、ケアの視点、早期発見、心理職の人材育成など、認知症に関連する心理学の多様な側面を論じた書

著者 日本心理学会
岩原 昭彦
松井 三枝
平井 啓
ジャンル 心理学一般
シリーズ 心理学叢書
出版年月日 2021/06/15
書店発売日 2021/06/15
ISBN 9784414311259
判型・ページ数 A5 ・ 188ページ
定価 2,090円(税込)
在庫 在庫あり

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日本心理学会の公開シンポジウム「認知症医療への心理学的貢献」の講演者が中心となってまとめた一冊。超高齢社会となり、認知症の人が増加するなか、心理学や心理職が認知症を取り巻く課題にどのように向き合い、そしてどのように貢献していけばよいのかについて論じる。診断・医療、支援・ケア、保健・医療という3つの部で構成し、多様なテーマから認知症の姿に迫っていく。共生と予防に向けた新たな視点を得るのに好適である。
編者まえがき

第I部 認知症の診断や治療における心理学的貢献
 第1章 認知症医療における心理学の重要性──神経心理学的視点と心理的サポート
 第2章 認知症における心理職の役割──心理的アセスメントを中心に
 第3章 認知症医療に心理学が果たしてきた役割──過去・現在・未来を考える

第II部 認知症患者の支援に対する心理学的貢献
 第4章 認知症の人の意思決定サポート
 第5章 語られないことから認知症の人々を理解する
 第6章 認知症ケアにおいて大切なこと──老年心理学からのアプローチ

第III部 認知症の保健・医療分野での心理学的貢献
 第7章 認知症の早期発見と早期介入──新しい認知症予防の考え方
 第8章 認知症の人と共生する社会の構築
 第9章 医療心理学に長けた人材の育成

執筆者
岩原昭彦【編者まえがき、第7章】
池田 学【第1章】
松井三枝【第2章】
八田武志【第3章】
加藤佑佳【第4章】
成本 迅【第4章】
緑川 晶【第5章】
佐藤眞一【第6章】
大庭 輝【第8章】
平井 啓【第9章】

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