公認心理師のための精神分析入門

保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働領域での臨床実践

公認心理師のための精神分析入門

フロイト、クラインら精神分析の巨人の理論を端的に平易にまとめ、そのセラピーの特徴を、領域ごとの臨床事例で示す。初学者必携の書

著者 祖父江 典人
ジャンル 臨床心理学
精神分析
出版年月日 2019/03/10
書店発売日 2019/03/14
ISBN 9784414416527
判型・ページ数 A5 ・ 220ページ
定価 2,750円(税込)
在庫 在庫あり

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著者の長年にわたる臨床実践より、医療分野のみならず、教育や福祉分野など、心理職の活動領域すべてにおける精神分析的心理療法の基礎基本を、分かり易く解説。フロイト、クライン、ウィニコット、ビオンといった精神分析の巨人の理論を端的にまとめ,彼らのセラピーの特徴を示す。活動領域ごとに分けた臨床事例は、公認心理師を目指す初学者にも、理論を実践へと落とし込む方法への理解をうながす。
はじめに

序章 これからの心理臨床にとっての精神分析の意義
 1 現実支援における精神分析の意義
 2 筆者の病院臨床経験から振り返る精神分析の現実問題

第1章 公認心理師のための精神分析の実践的基礎知識
    ――精神分析から見た人間の本性とセラピー論
 第1節 フロイトの探索した人間の本性とセラピー論
 第2節 クラインの探索した人間の本性とセラピー論
 第3節 ウィニコットの発見した人間の本性とセラピー論
 第4節 ビオンの探索した人間の本性とセラピー論

第2章 現代の臨床と破壊性の様相
 第1節 破壊性としての自己否定から他責性へ
 第2節 破壊性は快感原則の彼岸なのか、あるいは病理的快感原則なのか
 第3節 現代の病理――破壊性と快楽
 第4節 邪な快楽から健全な快楽へ

第3章 日常臨床のための精神分析――自我の脆弱なクライエントに対して
 第1節 内的マネジメントとは
 第2節 日常臨床のための精神分析の視点――内的マネジメントの活用技法
 第3節 さらなるこころの暗部(病理)に進むには――クライン派から学ぶ

第4章 保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働における実践の深まりのために
 第1節 保健医療における実践
 第2節 福祉における実践
 第3節 教育における実践
 第4節 司法・犯罪における実践
 第5節 産業・労働における実践

参考文献
おわりに
索引

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