ソーシャルワーク記録 [改訂版]

理論と技法

ソーシャルワーク記録 [改訂版]

全容の把握が難しかったソーシャルワーク記録を整理し、「クライエントの利益のため」という福祉の原則のもと、実践的に提示した

著者 副田 あけみ 編著
小嶋 章吾 編著
ジャンル 社会福祉
出版年月日 2018/11/30
書店発売日 2018/12/03
ISBN 9784414610123
判型・ページ数 B5 ・ 208ページ
定価 2,640円(税込)
在庫 在庫あり

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ソーシャルワークにとって記録のあり方は、最重要課題の一つである。ソーシャルワーカーのみならず援助職には、正確な記録を効率的・効果的に示し、援助活動へ活かし、適切に管理していく能力が要求されている。改訂版では、学習がしやすいように簡潔な構成に変更し、記録の様式と記入例が拡充されている。記録の作成を学ぶ初学者から中級者、さらには、学生の教育や職場に導入する記録様式を判断する立場にある上級者まで、幅広く本書から指針を得られる。デジタル化した記録と個人情報の保全という現代必須の話題についても詳述している。
はじめに (副田あけみ)
1 理論編  

第1章 ソーシャルワーク記録とは何か 
 第1節 記録の定義と種類 (副田あけみ)
 第2節 クライエントにとっての記録 (副田あけみ)
 第3節 ソーシャルワーク記録研究小史 (岩間文雄)

第2章 記録の課題
 第1節 個人情報とプライバシーの尊重 (廣瀬 豊)
  ≪コラム1:ケース記録の開示訴訟≫ (臼倉幹枝)
 第2節 記録の開示と共有 (廣瀬 豊)
  ≪コラム2:個人情報保護制度下の記録≫ (小嶋章吾)
 第3節 ソーシャルワーク記録の電子化 (浅間正嗣)
  ≪コラム3:電子記録のユーザビリティ≫ (廣瀬 豊)
 第4節 ケースカンファレンスと記録 (長沼葉月)
  ≪コラム4:その場にいる人全員で共有しながら記録をとること≫ (長沼葉月)
 第5節 評価と記録 (副田あけみ)

第3章 記録の種類と取り扱い
 第1節 記録の種類 (大塚理加)
 第2節 記録の文体と書式 (木谷雅彦)
 第3節 記録の構造化 (小嶋章吾)
 第4節 記録の留意点 (藏野ともみ)
 第5節 実践過程に沿った記録 (小島好子・小嶋章吾)

2 実践編:各機関のソーシャルワーク記録 

第4章 機関・施設における相談援助記録
 第1節 児童家庭支援センター (片桐洋史)
 第2節 地域包括支援センター (立川正史)
 第3節 居宅介護支援事業所 (小嶋章吾・松浦明美)
 第4節 福祉事務所 (渋谷 哲)
 第5節 介護老人保健施設 (辻 紀江)
 第6節 障害者施設 (菊地月香)

第5章 集団・地域援助記録
 第1節 精神科病院のグループワーク (藏野ともみ)
 第2節 社会福祉協議会のコミュニティワーク (山地晴義)

第6章 運営管理記録
 第1節 業務管理記録 (大竹口幸子)
 第2節 ケースカンファレンスの進め方と記録 (長沼葉月)
 第3節 教育訓練用記録 (蔦末憲子・小嶋章吾)

引用・参考文献
索引

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