子どもと家族の認知行動療法1 うつ病

子どもと家族の認知行動療法1 うつ病

若年層のうつ病を理解し治療するための分かりやすいガイドブック。認知行動モデルの概略を示しセラピストに実用的なアイデアを紹介

著者 P.スタラード シリーズ編集
C.ヴァーダイン
J.ロジャーズ
A.ウッド
下山 晴彦 監訳
中田 美綾
ジャンル 臨床心理学  > 心理療法(カウンセリング)
シリーズ 子どもと家族の認知行動療法
出版年月日 2013/01/25
書店発売日 2013/01/25
ISBN 9784414413342
判型・ページ数 B5 ・ 240ページ
定価 3,740円(税込)
在庫 在庫あり

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若年層のうつ病を理解し、治療するための分かりやすいガイドブック。効果的なマニュアルに基づいて、認知行動モデルの概略を示し、若い人たちの治療に取り組むセラピストにとって役立つ事例と治療を始めるにあたっての実用的なアイデアを紹介。
原書名:Depression:Cognitive Behaviour Therapy with Children and Young People

子どもと家族の認知行動療法(全5巻)

第1章 子どもや若者のうつ病 
 1.うつ病の診断 
 2.複合的な症状(併存する病状) 
 3.自殺傾向や自傷行為 
 4.うつ病はよくある病気なのか 
 5.うつ病を発症する要因 
 6.うつ病の治療

第2章 認知行動療法とは何か  
 1.うつ病における認知行動モデル  
 2.子どもや若者のうつ病に関する認知モデルの根拠  
 3.思春期の発達段階と認知行動療法  
 4.認知行動療法  
 5.認知行動療法の実践  
 6.認知機能に働きかける  
 7.治療方法と認知行動療法のスタイル  
 8.認知行動療法の技法の概要  
 9.うつ病の子どもや若者のための代表的な認知行動療法プログラム  
 10.抑うつ障害における認知行動療法の根拠  
 11.グループ向けの認知行動療法

第3章 認知行動のアセスメントとフォーミュレーション  
 1.アセスメントの基準  
 2.問題に焦点を合わせたアセスメント  
 3.文化的背景  
 4.守秘義務  
 5.親や保護者との面談  
 6.個別のアセスメント――初回面接  
 7.認知行動療法の適用可能性に関するアセスメント  
 8.総合的面接手続きの活用  
 9.心理的適応の全般的レベル  
 10.特定領域の機能に関するアセスメント  
 11.記録と自己モニタリング  
 12.正式なアセスメントの終了  
 13.心理教育  
 14.認知行動のフォーミュレーション  
 15.現場でのフォーミュレーションの共有  
 16.介入計画にフォーミュレーションを活用する  
 17.フォーミュレーション:主要なポイント  

第4章 セラピーの開始  
 1.子どもや若者をセラピーに参加させるために  
 2.最初のセッション――若者と認知行動療法の出会い  
 3.セラピー/心理教育への導入――親や保護者の場合  
 4.介入における目標設定  
 5.問題を明確にする  
 6.問題を症状に結びつける  
 7.問題の深刻さを得点化する  
 8.介入における目標に関する合意  
 9.セラピストによる見直し  
 10.家庭での宿題  

第5章 セラピーの初期段階  
 1.感情の認識  
 2.さまざまな感情の把握  
 3.感情の状態の区別  
 4.気分の落ち込み度チェック  
 5.家庭での宿題  
 6.家庭での宿題の見直し――感情の認識  
 7.活動計画  
 8.睡眠問題への対処  
 9.自己モニタリング

第6章 認知療法の技法  
 1.自動思考を引き出し,記録する  
 2.自動思考を記録する技法  
 3.自動思考の特定における問題  
 4.思い込みや考えの誤りを特定する  
 5.ソクラテス的問いかけ  
 6.仮説の提供  
 7.家族に対するインタビュー  
 8.思考の誤りの特定  
 9.家族の関わり  
 10.認知再構成  
 11.感情の救急箱  
 12.マインドフルネス  
 13.認知的介入のレベル  
 14.認知的な取り組みの継続  

第7章 認知行動療法全般に関連する技法  
 1.コミュニケーションや対人関係のスキルを磨く  
 2.ロールプレイの活用  
 3.対人関係のスキル  
 4.宿題  
 5.問題解決技法  

第8章 セラピーの終了  
 1.終了に向けた事前計画  
 2.最終セッション  
 3.効能促進セッション  

第9章 家族や学校との協力  
 1.親との協力  
 2.個人向けセッションおよび家族セッション  
 3.家族療法と認知行動療法  
 4.その他の環境での取り組み  
 5.学校との協力  
 6.仲間関係  

第10章 特別な問題――いじめ,死別,トラウマ,自殺  
 1.いじめ  
 2.死別  
 3.トラウマに対する反応
 4.自殺傾向  
 5.子どもや若者に見られる境界性パーソナリティ障害  

第11章 よく見られる問題  
 1.問題の分析と解決  

題材とワークシート
1. セラピスト向け参考ノート
2. 認知行動療法で用いられる題材

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