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福祉の論理

「かけがえのなさ」が生まれるところ

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困難な状況下でも、現実を受けいれて援助を行う福祉のいとなみを、倫理学や宗教学もひきながら解説した、社会福祉原理のテキスト

著者 稲沢 公一
ジャンル 社会福祉
出版年月日 2022/08/30
書店発売日 2022/08/31
ISBN 9784414601657
判型・ページ数 A5 ・ 168ページ
定価 2,420円(税込)
在庫 未刊・予約受付中

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「福祉」とは何か。本書は法律や制度等の合理的ルールではなく、無条件の肯定によって非合理的なことも受けいれる福祉のいとなみについて、倫理学や宗教学の理論もひきながら論じたテキスト。
答えの出ない問題に立ち向かうとき、援助職として思考回路を拡げ、行動する力を呼び戻すための拠り所となる内容。困難な状況下でも、福祉を必要とする人々と共にある援助者の姿を学べる本書は、学部教育用に、また現職の方の独習用にも最適。

はじめに
  ■コラム0:語源の確認

第1章 素朴なイメージから
 1.食事介助風景
 2.介護が行われないとき
 3.目を背けることができるからこそ
 4.「目を背けない」とは
  ■コラム1:「國民精紳作興ニ關スル詔書」と日本国憲法

第2章 「無条件」と「条件付き」
 1.条件付きの肯定
 2.グラデーション
 3.無条件の肯定
  ■コラム2:「運命愛」

第3章 基本のルール
 1.二つの基本方針
 2.ルールとしての基本方針
 3.家族と企業
  ■コラム3:福祉事業の法的規定

第4章 市場ルール
 1.市場
 2.市場ルールの特徴
 3.線引きする思想
 4.「他人に迷惑をかけてはいけない」
  ■コラム4:自己目的的行為

第5章 福祉ルール
 1.福祉ルールと「社会福祉」
 2.福祉ルールの役割
 3.「できない」とき
 4.「自立」
 5.福祉ルールの問題
  ■コラム5:研究者の規定

第6章 コントロールを失うとき
 1.市場ルールによる自己像
 2.自分からの逃避
 3.自分を受けいれるために
 4.ミーティング
  ■コラム6:ビルとボブ

第7章 際限のないゆるしへ
 1.現状を否定する幻
 2.救いの条件
 3.自分の力で
  ■コラム7:空也と一遍

第8章 「ルール」の定式化
 1.「現実」の受けとめ方
 2.市場ルールの定式化
 3.福祉ルールの定式化
 4.福祉ルールの内側
  ■コラム8:「言語ゲーム」

第9章 受けとめ方の反転
 1.「歩かせていただく」
 2.受けとめ方を反転させた表現
 3.無条件に肯定するトレーニング
 4.贈りものに対する負い目
 5.福祉ルールで生きのびたヒト
  ■コラム9:古代に見る二つのルール

第10章 基本の論理
 1.形式論理
 2.福祉論理
 3.福祉論理を成り立たせる人間
  ■コラム10:「あるはある」

第11章 意味の論理
 1.「意味」への拡張
 2.意味と福祉論理
 3.背景にしりぞく意味づけ
 4.先行する福祉論理
  ■コラム11:述語の論理

第12章 「かけがえのなさ」が生まれるところ
 1.「かけがえのなさ」
 2.「かけがえのなさ」の表現
 3.「かけがえのなさ」の正体
 4.「祈り」のとき
  ■コラム12:三位一体

おわりに


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