子どもと家族の認知行動療法

全5巻       
シリーズ編集 ポール・スタラード
シリーズ監訳 下山 晴彦      B5判・各巻約240頁      

不登校、引きこもり、いじめ、さらには自殺など、我が国における、子どもや若者をとりまく問題は、年々多様化し複雑化する状況にある。これらの問題の背後には、うつ病や不安障害などの心理的問題が少なからず隠れているケースがあり、その支援の一つとして「認知行動療法」の普及が期待されている。しかし、大人の認知行動療法を子どもや若者にそのまま適用されてしまう場合も多く、また多様化する心理的問題に対してマニュアル適用型の教育が中心となっているなどの問題点がある。本シリーズは英国における、子どもと若者の認知行動療法開発のリーダー的存在であるポール・スタラード教授が編集した5巻本を翻訳、児童青年期の発達的特徴を考慮し、個別の障害や問題に関して具体的にどのようにケース・フォーミュレーション(事例の定式化)を構成するのかをわかりやすく解説している。       

子どもと家族の認知行動療法1 うつ病(2013年1月刊行)
 C.ヴァーダイン、J.ロジャーズ、A.ウッド著/下山 晴彦監訳、中田 美綾訳

子どもと家族の認知行動療法2 不安障害(2013年3月刊行)
 P.スタラード著/下山 晴彦監訳、高橋 洋 訳

子どもと家族の認知行動療法3 PTSD(2013年6月刊行)
 P.スミス、S.ペリン、W.ユール、D.M.クラーク著/下山 晴彦監訳、中田 美綾訳
       
子どもと家族の認知行動療法4 摂食障害(2013年8月刊行)       
 S.G.ガワーズ、L.グリーン著/下山 晴彦監訳、中田 美綾訳             
              
子どもと家族の認知行動療法5 強迫性障害(2013年12月刊行)       
 P.ウェイト、T.ウィリアムズ編著/下山 晴彦監訳、高橋 洋 訳 

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加