憂うつな青年たち

青年期のうつ病の認知と治療

憂うつな青年たち

十代のうつ病と薬物乱用ADHDや統合失調症などとの違いも含めて事例を中心に解説。学校の精神保健プログラムも開発

著者 H.S.コプレウィッツ
上島 国利 監訳
ジャンル 精神医学
出版年月日 2009/01/15
書店発売日 2008/12/20
ISBN 9784414428612
判型・ページ数 A5 ・ 378ページ
定価 5,060円(税込)
在庫 在庫あり

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バカ騒ぎの後の殺人、十代の母親による新生児殺しなどは青年期のうつ病との関連が指摘され出している。不機嫌、だるそう、絶望しているようだなどの憂うつな若者はうつ病を疑った方がよいとされる。著者は事例を中心に児童青年期の精神医療の立場から早期発見と治療の重要性を指摘する。最新の抗うつ薬と処方の紹介、うつ病関連用語の解説も親切で関連職種の人にも分かりやすく書かれている。原書名 More Than Moody: Recognizing and Treating Adolescent Depression


1 診断――うつ病
2 十代の脳
   注意すべき徴候
   カーリーの部屋
3 不安障害とうつ病
   アダムの自己イメージ
   ローリーの不安
   ヘンリーの世界
4 発病のリスク
   リスクを抱えたエマ
   ザッハと母親
5 トンネルを抜けて
6 ストレスとうつ病
   リックの失恋
   マンディとケリー
   ジェレミー
   十代の若者がストレスに対処できるよう手助けすること
7 危機介入
   アンジェラの危機
8 外来治療の限界――入院を考えるとき
   気難しいケニー
9 青年期の躁うつ病
   ポーラの爆発
   アンドリューの失われた夏
   マイケルの復活
10 大学入学、そして衝突  
   大学一年生
   大学二年、三年生
   大学四年生
   助けをもめたアニー
   ディーン西へ行く
11 自殺という悪夢
   アレイク・ハンセンの死
   神話 対 事実
12 治療について
   青少年のうつ病に有効な薬
   フルオキセチン(本邦商品名プロザック)/他

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