ソーシャルワークの作業場
寿という街
「ドヤ」という特殊な住居空間によって構成される街、横浜市寿町。「寄せ場」といわれてきた街。そして今、生活保護によって管理、保護されている街。変容しつつ、ひとつの地域性が解体されずに残っている街の姿。ソーシャルワーカーとして長年その街に住む人たちとかかわり、その変遷を見つめてきた著者が、「人が生きるとはどういうことか」「人を援助する専門職とはどういうものか」について問いかける。実践現場で働くソーシャルワーカーはもちろん、将来、福祉の仕事をめざす学生にもぜひ読んで欲しい書である。
序章 新しい旅
1 ソーシャルワークの作業場
2 寿でAAミーティングを聴く
3 寿の街と暮らし
4 労働という経験
5 簡易宿泊所(ドヤ)という空間
終章 三日だけ生きたい男
1 ソーシャルワークの作業場
2 寿でAAミーティングを聴く
3 寿の街と暮らし
4 労働という経験
5 簡易宿泊所(ドヤ)という空間
終章 三日だけ生きたい男