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言葉の深みへ

心理臨床の言葉についての一考察

目次

1 言葉への関心
  言葉と身体性/方言/母国語と外国語/子どもの頃の読書の体験から/連続連想の実験から
2 言葉の意味
  意味がある音とない音―西アフリカ、モシ族の分類から/音が意味のあるものとして響くとき/他
3 日常の次元から深みへの下降
  日常の次元での理解/日常の次元を超える/心理療法における「異化」と創造/他
4 深みの世界
  立ち現れてきたものの背後にある意味の深みへ/
  深みと意識のありよう/少し深みへ―深みにある繋がり/他
5 話し手と聞き手の関連性のありようについて
  二つのコミュニケーションの型/心理療法における言葉/多次元に開かれた耳で重層的に聞く/他
6 深みからの夢のイメージにみる癒し
  事例提示の前に/事例:夢のイメージの流れに癒しを求めて/考察/まとめ―筆者の基本姿勢として

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内容説明

心理臨床の面接場面で、セラピストはクライエントの語る言葉や夢の話を、どのように捉えていけばよいのか。日常の会話レベルとはどのように異なるのか。著者は、クライエントの言葉の背後に広がる意味の世界を、垂直方向(意味の多層性)と水平方向(話し手と聞き手の関係性)のふたつの軸から考察する。言葉のもつ深さに関して感じ考えたことを、自らの個人的体験と心理臨床事例を通して、真摯に紡ぎだす。

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