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医療と心理臨床 [日本の心理臨床2] (単行本)

HIV感染症へのアプローチ

目次

第Ⅰ部 病と心理臨床
 第一章 ひとつの病が意味するもの――「たかがHIV、されどHIV」
   第一節 HIV感染症の背景 
   第二節 日本におけるHIV感染症
   第三節 病が内包するテーマと心理臨床の取り組みについて
   第四節 病と隠喩、そしてスティグマ
 第二章 医療における心理臨床――鍵となる概念 
   第一節 医療での疾患・治療への取り組みの姿勢――その経緯
   第二節 身体医療のなかで心理臨床は何を目指すか
第Ⅱ部 心理臨床の深まり
 第三章 病と向き合う――告知の場面について
   第一節 「患者」になる前の経験
   第二節 告知を受ける体験
   第三節 HIV感染の告知とは?
   第四節 身体と患者
 第四章 病とともに生きるということ 
   第一節 慢性疾患と患者
   第二節 医療における慢性疾患の患者と医療者との関係
   第三節 テーマ1 治療を受ける
   第四節 テーマ2 全体重をかけて選択をする
   第五節 テーマ3 性を生きる
   第六節 テーマ4 関係のなかで生きる
   第七節 テーマ5 遺伝性の疾患を生き抜く
 第五章 患者が死を意識するとき
   第一節 いのちの最後の躍動として
   第二節 さまざまな患者との出会い
   第三節 心理臨床
 第六章 患者の死後の遺族について
   第一節 愛する人を失くしたとき
   第二節 遺族との出会い
   第三節 心理臨床 
   第四節 生と死のテーマとカウンセラー
 第七章 心理臨床を深めて 
   第一節 神田橋先生に出会う
   第二節 患者を前にして、心理臨床は何を目指すのだろうか
第Ⅲ部 心理臨床の広がり
 第八章 チーム医療――その試みと課題
   第一節 チーム医療という形
   第二節 チーム医療におけるカウンセラーの役割とは――「二重構造」的な関わり
   第三節 チーム医療における協働――中距離的焦点づけとしての活動
   第四節 日本の現場でのチームのつくり方――「型」から入るか「人」から入るか
 第九章 心理臨床とコミュニティ  
   第一節 心理臨床の発展形――コミュニティにおける心理臨床
   第二節 具体的な取り組みとして
   第三節 コミュニティにおける心理臨床の可能性――予防教育や国際協力への取り組みへ
   第四節 まとめ
 第十章 今後に向けて

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内容説明

HIV感染症への20年に及ぶ取り組みを中心に、医療における心理臨床について、病を持つ患者との心理面接から、医療スタッフとのチーム医療、さらに患者や家族を取り巻くコミュニティへの働きかけまでを、心理臨床の深まりと広がりの両軸から整理し検討を加える。そこでの知見は、医療の枠を超え、これからの心理臨床のあるべき姿を提示する。臨床から学ぶ著者の柔軟かつ揺るぎない姿勢が生き生きと伝わってくる出色の書。

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