心理臨床実践

身体科医療を中心とした心理職のためのガイドブック

心理臨床実践

ベテランが現場を語り読者に実践へのヒントを投げかける。より良い出会い、アセスメント、カルテの書き方、地域と繋がる臨床のために

著者 矢永 由里子
ジャンル 臨床心理学  > 心理臨床一般
出版年月日 2017/08/30
書店発売日 2017/09/05
ISBN 9784414416299
判型・ページ数 A5 ・ 254ページ
定価 2,970円(税込)
在庫 在庫あり

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本書では心理臨床のベテラン14名が現場を語り、読者である心理職に実践へのヒントを投げかける。現在医療現場で働く心理職にある人たちが患者とより良い出会いをし、アセスメントをすること、カルテの書き方を学ぶこと、地域と繋がるためにはどうすればよいかなど、心理臨床のエッセンスを具体的に語る。更に心理職にある人が自らマネジメントもできる内容となっている。
序文(成田 善弘)
まえがき(矢永 由里子)

第1部 実践編 その1ーー出会う・関わる

第1章 出会うということ
 第1節 医療現場で患者と出会う(矢永 由里子)
 第2節 患者とどう出会うか(福澤 理香)

第2章 アセスメント
 第1節 患者の全体性、生活者として(一)(福地 智巴)
 第2節 患者の全体性、生活者として(二)(栗原 幸江)
 第3節 アセスメントを医療臨床に活かす(加藤 真樹子)

第2部 実践編 その2ーー伝える・表現する

第3章 チーム医療
 第1節 チーム医療における心理臨床(沼 初枝) 
 第2節 精神科医の視点より――チーム医療と心理職(三木 浩司)

第4章 カルテなどを通して表現するということ
 第1節 多職種と協働するということ(加藤 真樹子)
 補 論 チームカンファレンスの進め方(長友 隆一郎)
 第2節 記録の書き方と情報共有の実際(加藤 真樹子)

第3部 地域臨床実践編 ーー拓く・つながる

第5章 拓く――地域へ向けて
 第1節 クリエイティブに拓くということ――実践、工夫(黒川 由紀子)
 第2節 地域ケアと心理職 (矢永 由里子)
 第3節 病院臨床から地域援助へ(向笠 章子)

第6章 地域でつながる・活動するということ
 第1節 がん患者の子どもへのサポートグループによる支援(小林 真理子)
 第2節 エイズと臨床心理学的地域援助(矢永 由里子・井村 弘子)

第4部 思索編ーー考える・自らに問う

第7章 心理臨床を追い求めて――心理臨床のエッセンス
 第1節 周産期と心理臨床(橋本 洋子)
 第2節 老いと心理臨床(黒川 由紀子)
 第3節 がんと心理臨床(小池 眞規子)
 第4節 HIV/エイズと心理臨床(矢永 由里子)

第8章 臨床で意識したい視点と今後の取り組みのヒント(矢永 由里子)
 第1節 時間という軸
 第2節 文化という視点
 第3節 セクシュアリティと日々の臨床のつながりについて
 第4節 福祉と心理の連携――暮らし・生活という視点
 第5節 心理教育――今後の臨床活動のひとつとして

終 章 まとめ
 第1節 地域を舞台に拓いてゆく心理臨床を目指して(加藤 真樹子)
 第2節 まとめと今後に向けて(矢永 由里子)

あとがき(矢永 由里子)

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