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家族と向きあう不登校臨床  新刊

保護者の積極的な関わりを引きだすために

家族と向きあう不登校臨床

登校復帰の最終的な決め手となる保護者の積極関与を引きだすワザをはじめ、不登校臨床のノウハウを現場目線で徹底解説

著者 中西 康介
ジャンル 臨床心理学 > 心理療法(カウンセリング)
出版年月日 2017/07/20
ISBN 9784414416275
判型・ページ数 A5・182ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに  

プロローグ――ある思春期のこころ  

第1章 不登校の背景
 第1節 日本の不登校の経緯   
 第2節 日本における不登校への対応の現状 
 第3節 現代の不登校の要因 

第2章 不登校の予後
 第1節 健康に関する国際基準 
 第2節 心理的健康と自尊感情 
 第3節 身体的健康と生活リズム 
 第4節 社会的健康と適応性 
 第5節 経済的健康と将来の賃金 
 第6節 倫理的健康と人間の尊厳 

第3章 不登校の子を持つ保護者との出会い
 第1節 保護者と出会う前の心構え 
 第2節 保護者への接遇――信頼関係構築への第一歩 
 第3節 治療的接遇の実例(1)――待合室の中 
 第4節 治療的接遇の実例(2)――面接室の中 

第4章 保護者のみの初回面接は必須か
 第1節 ひとりのクライアントとして保護者を迎え入れる 
 第2節 保護者面接と従来型面接の比較 
 第3節 保護者面接の有効性と限界 

第5章 父性的存在に求められる役割
 第1節 父親の「家庭回帰論」に関する歴史的変遷 
 第2節 男女の権力闘争としての父親論 
 第3節 父性原理と母性原理 

第6章 不登校児への治療的関わり
 第1節 父性原理を応用した治療法 
 第2節 不登校児に共通する症状 
 第3節 父性原理的アプローチの理論的根拠 

第7章 「父性原理的アプローチ」により登校復帰へと結びついた事例
 第1節 不登校事例の概要 
 第2節 治療契約と治療方針の決定 
 第3節 母親のみ孤軍奮闘した治療過程 
 第4節 家族合同面接 
 第5節 考察 
 第6節 本事例のまとめ――父性原理的アプローチの有効性と限界 

第8章 終わらなかった不登校の事例
 第1節 治療の経過 
 第2節 本当の意味での共感とは何か 
 第3節 共感する際に注意が必要なこと 
 第4節 治療経過における分岐点
 第5節 本事例のまとめ――家族を本来あるべき姿に戻す試み 

第9章 登校復帰できなかった後の対応
 第1節 前提条件を考える 
 第2節 終わり方を考える 
 第3節 生き方について考える 

おわりに 
文 献 

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内容説明

不登校児童・生徒の登校復帰は、保護者の関与が最終的な決め手となる。著者の勤めるクリニックでは、子どもを「見守る」保護者と、復帰に向け「積極的に関わる」保護者とで、結果に顕著な差が生じた。この結果を踏まえて本書では、保護者への治療的関わりを重視したアプローチを採用。保護者に信頼される接遇のあり方に始まり、初回面接の進め方、そして子どもへの積極的な関与を引きだすための「3つの治療契約」まで現場目線で徹底解説する。不登校の心理的特徴や良くない対応などもコラムで紹介する。

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