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地域と職場で支える被災地支援

心理学にできること

地域と職場で支える被災地支援

被災者への支援として心理学に何ができるか。本書では東日本大震災時の活動例や被災者研究を紹介。今後に活かせるものが見えてくる。

著者 日本心理学会 監修
安藤 清志
松井 豊
ジャンル 心理学一般
シリーズ 心理学叢書
出版年月日 2016/06/10
ISBN 9784414311167
判型・ページ数 A5・134ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第Ⅰ部 地域と被災住民のレジリエンスを高める
 第1章 住民とともに行う地域見守り活動
  1 はじめに
  2 巨大災害と地域見守り活動
  3 実践研究のフィールドと研究手法
  4 地域見守り勉強会のきっかけ
  5 地域見守り勉強会の初期の経緯と「失敗」
  6 地域見守り勉強会の立て直し
  7 主体性を引き出すには
  8 おわりに

 第2章 震災により死別・離別を経験した遺族への心理社会的支援
  1 震災による死別・離別とその悲嘆反応
  2 災害後の死別による複雑性悲嘆
  3 今回の助成によって行った活動の背景
  4 今後の活動について

第Ⅱ部 被災住民の身体と心を支える
 第3章 避難してからは運動が身を守る
  1 はじめに
  2 支援の経過
  3 避難所への避難者に関する調査
  4 支援のその場での効果の評価
  5 避難所では体を動かそう

 第4章 地震後に生じる心理ストレスと身体の揺れ
  1 はじめに
  2 地震がヒトにもたらす影響
  3 心理ストレスと身体の揺れに関する調査
  4 地震が心と身体に与える影響
  5 調査のまとめ
  6 巨大地震後の支援

第Ⅲ部 被災した災害救援者への心理支援
 第5章 多職種協働によるこころの健康支援のシステム作成――陸前高田市での実践活動
  1 はじめに
  2 支援活動の概要
  3 活動内容の実際
  4 おわりに

 第6章 災害で人を救う人を支えるために
  1 消防職員のストレスケア活動
  2 被災した消防職員のストレスの実態
  3 ストレスケアの評価
  4 災害救援者のストレスケアのあり方について

第Ⅳ部 被災者研究のあり方をめぐって
 第7章 災害後のフィールドワークは復興に貢献できるのか
  1 はじめに
  2 足湯というフィールドワーク
  3 災害時におけるフィールドワークの実際
  4 コミュニケーションツールとしての復興曲線
  5 フィールドワークは復興に本当に役立たないのか
  6 フィールドワークが震災復興に役立つために

執筆者
永田 素彦【第1章】
伊藤 正哉【第2章】
中島 聡美【第2章】
村上 典子【第2章】
小西 聖子【第2章】
熊本 圭吾【第3章】
本間 元康【第4章】
島津 明人【第5章】
松井 豊【第6章】
水田 恵三【第7章】

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内容説明

被災地を物資や経済の面で支援することは極めて重要だが、それに加え、阪神淡路大震災後は「被災者への心理的なケア」の必要性が言われるようになった。先の東日本大震災でも、各地で心理的・社会的な支援が行われたが、その詳細をまとめて知る機会はいまだ乏しい。本書ではそれぞれの活動報告や被災者研究を紹介し、より望ましい支援のあり方を考えるうえで、参考となるいくつもの切り口を提供する。

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