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バウムテスト入門

臨床に活かす「木の絵」の読み方

バウムテスト入門

心理テストに留まらない奥行きと広がりをもつバウムテストについて、その治療的側面とテスト面を融合させた総合的方法として論じる

著者 岸本 寛史
ジャンル 臨床心理学 > 心理アセスメント
出版年月日 2015/07/10
ISBN 9784414403763
判型・ページ数 4-6・232ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第1章 バウムテストの実施法                    
 1 木を描くこと 
 2 準備するもの 
 3 教示と描画プロセス 
 4 描画後の質問 
 5 バウムテストを導入するタイミング

第2章 解釈の前に                        
 1 責任感
 2 イメージを温める
 3 スケッチ・スキル
 4 ディスクリプション・スキル
 5 「自己−状態」の表れとしてのバウム
 6 テストか治療的媒体か

第3章 解釈の基本(一)記述
 1 解釈の共創造
 2 記述アプローチと指標アプローチ
 3 事 例
 4 記述のレベル
 5 コッホの解釈に見る記述アプローチ

第4章 解釈の基本(二)指標
 1 指標アプローチ
 2 早期型の発見
 3 早期型の意味するところ
 4 現在の日本の早期型に関する標準データ

第5章 バウムテストの研究――指標に焦点を当てた比較研究
 1 わが国におけるバウムテストの数量化研究
 2 研究の動機
 3 検証すべき仮説を持たないことの弊害
 4 先行研究を踏まえる
 5 指標による鑑別は可能か?
 6 結果から言えること、知見の積み重ね

第6章 コッホにとっての「心理診断」
 1 はじめに
 2 方法:意味論的分析 1
 3 観察と鑑賞
 4 二種類の診断
 5 判別診断と総合診断
 6 判別診断への躊躇
 7 分けることから重ねることへ
 8 実際の事例におけるコッホの診断
 9 コッホにとっての心理診断とは見立てである

第7章 治療促進的要因
 1 もう一つの姿
 2 語りを促す
 3 投影の留め金
 4 鏡としてのバウム
 5 自分で収める

附章1 バウムテストと洞窟壁画
 1 表現のトリガーとしてのバウムテスト
 2 片元さんのこと
 3 洞窟壁画の三群
 4 意識のスペクトラム

附章2 バウムテスト第三版ドイツ語原著を翻訳して
 1 「コッホ」との出会い(一)
 2 「コッホ」との出会い(二)
 3 翻訳作業
 4 コッホにとっての「心理診断」
 5 事例解釈
 6 指標アプローチと記述アプローチ
 7 ユングの影響

文 献
あとがき
人名索引/事項索引

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内容説明

バウムテストとは「実のなる木の絵」を描いてもらうという簡単な方法であるが、心理テストに留まらない奥行きと広がりをもつ。描きながら語りが誘発されたり、外見からは思いもよらないもう一つの姿が垣間見えてハッとさせられるなど、多彩な可能性を秘めている。しかし、治療的媒体としてバウムテストの真価を引き出すためには、逆説的だがバウムテストのテスト的側面に精通することが不可欠である。本書では、治療的側面とテスト的側面を融合させた総合的方法論としてのバウムテストについて論じる。

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