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教師のチームワークを成功させる6つの技法

あなたから始めるコミュニケーションの工夫

教師のチームワークを成功させる6つの技法

教師が最も苦労する同僚との意思疎通の方法を6つの技法に集約して分かりやすく解説。学校の問題に組織で取り組むことが可能になる

著者 パティ・リー
石隈 利紀 監訳
中田 正敏
ジャンル 教育・保育
出版年月日 2015/02/25
ISBN 9784414202205
判型・ページ数 A5・134ページ
定価 本体1,300円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第1章 今後に期待をもつ

 方略1.専門家の集まるミーティングの場で効果的なコミュニケーション
    を行うために,前もって基本ルールの合意を形成しておく。
 方略2.新メンバーや新しい訪問者に対して,基本ルールのオリエンテー
    ションを行う。
 方略3.あなたとは異なる意見をもつ人が発言しそうなことや,あなたが
    それにどう対応するか,予想をしておく。
 方略4.割り当てられた時間の中で,あなたがやり遂げられると予測して
    いること,またはそうでないことについて相手にはっきり伝えておく。
 方略5.ミーティングの最初に,参加者が何を期待しているのかをみんな
    で確認する機会を設ける。
 方略6.各人の役割とその責任について定期的に検討するミーティングの
    時間を確保する。
 方略7.同僚が生徒,その保護者,そしてあなた自身に対して何を期待し
    ているのかを聞く。
 方略8.コミュニケーションの様子を日誌に記録し,それをパターンやテ
    ーマ別に分析する。
 方略9.次に対話する機会に,自分が積極的で,かつ生産的なコミュニケ
    ーションを行っている良いイメージを心の中に描き,さらにそれを
    図やイラストにして見えるようにしておく。
 方略10.仕事上で起こる恐れのあるコミュニケーションの破綻を予測しておく。


第2章 前もって準備しておく

 方略1.ミーティングに最適な場所と座席配置について検討し,少しでも
    効果的な設定にしていくプロセスを確立する。
 方略2.参加者の質問や懸案事項をもとに,ミーティングの議題や流れを
    決める。
 方略3.チームメンバーが「もっている情報」や,「さまざまな経験の中
    から得た知識」を定期的に検討する。
 方略4.ミーティングにおけるチームメンバーの行動を観察し,それを評
    価する方法を決める。
 方略5.さまざまなタイプのミーティングの目的や意図を検討する。
 方略6.コミュニケーションを改善するために,年間の目標を設定する。
 方略7.コミュニケーションに関する年間目標にむけての進捗状況をチェ
    ックする。
 方略8.あなたが関わっている相手からフィードバックをもらえるようにする。
 方略9.普段の仕事について,いつもとは違う新しい方法で取り組んでみる。
 方略10.長期休業中の時間を使って,今後生じる可能性があるコミュニケ
    ーションの問題を予測する。


第3章 さまざまなものの見方を理解する

 方略1.他の人が意見を述べるのを促す方法を開発する。
 方略2.あなたとは異なるものの見方をもつ人々の言うことに注意深く耳
    を傾ける。
 方略3.大人の学習スタイルにもそれぞれ違いがあることを学ぶ。
 方略4.ものごとへの理解を深め,決めつけることを減らすような習慣を
    身につける。
 方略5.排除的にならず,誰でも受け入れるような考え方や話し方を身に
    つける。
 方略6.人々の良き観察者となるよう努める。
 方略7.無意識に行っている内話(自分の見方)に対する意識を高める。
 方略8.対立する複数の意見が載っている文章を読み,それぞれの意見を
    理解する練習をする。
 方略9.人を理解するのに役立つ,新たな方法を考え出す。
 方略10.沈黙の重要さを知る。


第4章 質問する

 方略1.自分の質問の仕方について意識を高める。
 方略2.会話や討論において「質問すること」と「何かを述べること」を
    バランスよく行う。
 方略3.「開かれた質問」の仕方を学ぶ。
 方略4.話し手が述べていることに関して質問をする力を伸ばす。
 方略5.相手に脅威を与えない質問の仕方を見つける。
 方略6.質問することで,相手のメッセージの意味するところを理解する
    機会を活かす。
 方略7.質問の意図を意識する。
 方略8.質問することの価値を認識する。
 方略9.質問することを,あなたの同僚からサポートを得る手段として活
    用する。
 方略10.哲学的な問い(キャリアや人生に関する問い)を同僚にしてみる。


第5章 人の話を聞く

 方略1.話すのに用いるのと同じ分だけのエネルギーを,聞くことにも費
    やすようにする。
 方略2.聞く態度を定期的にチェックする習慣をつける。
 方略3.あなたが周囲の人に聞き手になって欲しい時,それをきちんと知
    らせる。
 方略4.聞く時間を意識的に日課に組み込む。
 方略5.聞くことやそれが生み出す効果を観察できるようになる。
 方略6.聞くことをえり好みしているという自覚を高める。
 方略7.効果的に聞くことを妨げているものの正体を明らかにする。
 方略8.効果的に聞くことを妨げる障壁を意識的に取り除く。
 方略9.非言語的なメッセージに注意を払えるようになる。
 方略10.メッセージの意図や目的を聞き取る。


第6章 明確に話す

 方略1.「私は~」というメッセージの使い方を学ぶ。
 方略2.自分のメッセージがちゃんと理解されているかについて,責任をもつ。
 方略3.あなたのメッセージに対するフィードバックをもらえるようにする。
 方略4.メッセージの声の調子を意識する。
 方略5.コミュニケーションの間にも,メッセージが理解されているかど
    うか確認する習慣をつける。
 方略6.話し言葉の語彙を増やす。
 方略7.言うべきことがあったのに,それを口にしようとしなかった状況
    を反省してみる。
 方略8.意見を言わずに,ひっこめてしまいそうになる状況でも,あえて
    意見を言える方法をみつける。
 方略9.自分自身が話している行動を観察できるようになる。
 方略10.あなたが話し方を真似したいと思うようなロールモデルを決めて
    ,そのモデルを観察する。


チームワークの活性化に役立つヒントカード
   ――あなたの日々の生活でのストレスを減らし,
     生産性を上げるための100のアイディア

 ① 意見が合わない同僚に対処するための10のヒント
 ② エネルギーを上手に,効果的に活用するための10のヒント
 ③ 一緒に支援にあたるスタッフと効果的に協働するための10のヒント
 ④ 差し障りの無いように異なる意見を伝えるための10のヒント
 ⑤ 一方的に決めつける言葉を使わないための10のヒント
 ⑥ 自分の言いたいことを伝えるための10のヒント
 ⑦ 自分を主張するための10のヒント
 ⑧ 相手から最良のものを引き出すための10のヒント
 ⑨ ものごとをあなた個人に向けられたものとして捉えないようにするた
   めの10のヒント
 ⑩ このヒントカードを活用するための10のヒント

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内容説明

教職員向けの、同僚とのコミュニケーション構築の技術を解説した実用書。小、中、高校、特別支援学校の教師がもっとも苦労する同僚とのチームワークの構築法を6つの技法に分けて解説。全部で180個のテクニックを掲載。
原書名:Collaborative Practices for Educators: Strategies for Effective Communication
著者TEDで講演動画

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