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無縁社会のゆくえ

人々の絆はなぜなくなるの?

無縁社会のゆくえ

少子化、未婚率と単身世帯の増加、高齢者の心理などをデータで示しつつ、社会で急速に広がっている「無縁」の問題を分かりやすく解説

著者 日本心理学会 監修
髙木 修
竹村 和久
ジャンル 心理学一般
シリーズ 心理学叢書
出版年月日 2015/01/10
ISBN 9784414311136
判型・ページ数 A5・206ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第Ⅰ部 無縁社会とはなにか

第1章 無縁社会の実態
1 はじめに
2 拡がり続ける無縁社会――社会保障制度の機能不全
3 「ラジオが友だち」と語った男性
4 「迷惑をかけたくない」――孤立から抜け出せない人たち
5 若い世代に拡がる「無縁社会」 
6 「たまゆら」火災事故が教えてくれた無縁社会の断面
7 おわりに

第2章 無縁社会の過程と課題
1 はじめに
2 引き取り手のない遺体が増えている
3 無縁死と大都会
4 家族のあり方が変わってきている
5 無縁社会への対策を考える
6 まとめ

第3章 無縁社会についての社会調査の知見――つながり構築に横たわる課題
1 はじめに
2 戦後における地域関係の動揺
3 調査地の概要
4 開発と地域のつながり
5 「つながりづくり」の隘路

第Ⅱ部 無縁社会の背景と原因

第4章 単身世帯の増加と無縁社会
1 はじめに
2 単身世帯の実態
3 単身世帯の増加状況
4 なぜ単身世帯は増加したのか
5 今後の単身世帯の動向――2030年に向けての将来推計
6 単身世帯の抱えるリスク――「社会的孤立」のリスクを中心に
7 単身世帯の増加に対する対応

第5章 無縁社会になった原因とその対策
1 はじめに
2 無縁社会になぜなったか
3 無縁社会への対策

第Ⅲ部 無縁社会の心理と行動

第6章 無縁化する社会
1 はじめに
2 相互不信による人と社会の弱体化
3 ソーシャル・サポートと無縁社会
4 失われた絆を取り戻すためには
5 社会に対する当事者意識の高まり
6 支え、支えられる社会に向けて

第7章 無縁社会における高齢者の心理
1 はじめに
2 高齢者の心理的特徴を理解する視点――心理的加齢と生涯発達
3 サクセスフル・エイジングと生活の質――老年期の望ましい生活
4 高齢者の孤立と孤独
5 孤独の定義と孤独感の尺度
6 孤立と孤独を基にした類型の試み
7 高齢者の孤立と孤独への対応
8 おわりに

第8章 無縁社会における高齢者の孤独死
1 はじめに
2 孤独死とは
3 孤独死する人の特徴
4 孤独死はどんな場合に起こるのか
5 孤独死予防対策の実際

第9章 無縁化をもたらす非協力行動の制度的構造
1 はじめに――現代の縁と過去の縁
2 現代に受け継がれる講と形をかえて今に生きる講
3 頼母子講のシミュレーションをしてみよう
4 頼母子講のシミュレーションからみえること
5 おわりに

執筆者
板垣 淑子【第1章】 
板倉 弘政【第2章】
石田 光規【第3章】
藤森 克彦【第4章】
橘木 俊詔【第5章】
浦 光博【第6章】
長田 久雄【第7章】
福川 康之【第8章】
中丸 麻由子【第9章】
小池 心平【第9章】

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内容説明

日本に急速に広がりつつある「無縁」の実態をデータで示しつつ、一人暮らしのリスク、高度経済成長の反動、単身世帯の増加、未婚率増加の原因、高齢者特有の心理を解き明かす。孤独とは悪なのか、回避していくべきものなのか。超高齢化社会が必ず直面するであろう問題を分かりやすく解き明かす一冊。

 

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