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共感的傾聴術

精神分析的に“聴く”力を高める

共感的傾聴術

傾聴の理論基盤を精神分析に求め、抵抗、転移・逆転移等の扱い方を逐語録とともに解説。共感をキーワードに傾聴のひとつの形を示す。

著者 古宮 昇
ジャンル 臨床心理学 > 心理療法(カウンセリング)
出版年月日 2014/08/20
ISBN 9784414400885
判型・ページ数 A5・308ページ
定価 本体2,700円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに
第Ⅰ章 精神分析的カウンセリングにおける共感
 第1節 共感は来談者中心療法で、精神分析は冷たい鏡の態度?
 第2節 共感に関する脳科学の知見

第Ⅱ章 精神分析概念のおさらい
 第1節 フロイトの性心理発達段階
 第2節 エディプス・コンプレックス
 第3節 抵抗
 第4節 転移について
 第5節 転移反応の五つの特徴
 第6節 転移抵抗
 第7節 転移治癒
 第8節 転移から癒しと変容へ
 第9節 転移の理解による来談者の苦しみへの共感
 第10節 カウンセラーは何をするのか

第Ⅲ章 精神分析的傾聴カウンセリングの実際
 事例1 カウンセラーに不信感を抱く男子大学生
 事例2 エディプス葛藤に苦悩する男子高校生
 事例3 親との同一化に苦しむ男性高校教師
 事例4 カウンセラーへの転移反応を起こす女子大生
 事例5 子どもに対する抑圧された怒りに悩む男子小学生の母親
 事例6 息子を性的に求める思いに苦しむ男子小学生の母親
 事例7 恋愛が続かないと悩む女性会社員
 事例8 〝良い来談者〟を演じようとする女性会社員
 事例9 前カウンセラーからの転移反応を現カウンセラーに示す女性公務員 

文献
あとがき――カウンセリングは幸せのためではなく成長のため
謝辞

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内容説明

カウンセリングでの「対話」を詳しく検討することを通して、理論をどう共感的理解と応答に活かせばいいかを具体的に学べる。第Ⅰ章では来談者中心療法と精神分析の根っこは同じであることを示し、本書のキーワードとなる「共感」に関する最新の脳科学の知見も示す。第Ⅱ章では、精神分析理論で「共感」がどう理解されているかを示す。フロイトの理論をメインに、エディプス・コンプレックス、抵抗、転移(陽性転移、陰性転移、逆転移、転移治癒など)について、セラピーでの例を取り上げながら解説する。第Ⅲ章は9つの事例を取り上げ、第Ⅱ章で紹介した理論を実践に落とし込んだ例をしめす。

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