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認知症の人を愛すること

曖昧な喪失と悲しみに立ち向かうために

認知症の人を愛すること

認知症の人を介護する人にとって相手を認識しなくなる状況は受け止めがたい苦痛をもたらす。介護する意味と日常の過ごし方を提言

著者 ポーリン・ボス
和田 秀樹 監訳
森村 里美
ジャンル 臨床心理学 > 心理療法(カウンセリング)
医療・看護
出版年月日 2014/05/15
ISBN 9784414414554
判型・ページ数 A5・224ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり
 

目次

序章
 誰のための本か
 どういう意味で「認知症」という言葉を使っているのか
 本書をなぜ書いているのか
 本書の読み方

第1章 認知症がもたらす曖昧な喪失――失っていくことと生き続けることがいかに共存するか
 いない-いる
 半分愛する
 中間の立場を見つける
 目標を調整する

第2章 喪失と悲嘆が引き起こす複雑な問題
 複雑な喪失-複雑性悲嘆
 途中で嘆く

第3章 ストレスと対処と復元力(レジリエンス)
 様々な介護者
 対処し乗り切ることへの障壁

第4章 終結という神話
 終結という考えがどこから来たか
 終結せずに生きる
 曖昧な喪失と終結のなさが残したもの
 意味の崩壊
 助けになるもの

第5章 心の家族
 親しい関係の必要性
 心の家族を初めて知る
 誰があなたの心の家族か
 心の家族と決めるとき――共感の役割
 サムの場合

第6章 家族の儀式と祝い事と集い
 家族の儀式の基礎知識
 すべきでないこと
 成功した例

第7章 七つの指針――認知症と歩むために
 第一の指針――意味を見出す
 第二の指針――コントロールすることと受け入れることのバランスを取る
 第三の指針――アイデンティティの幅を広げる
 第四の指針――複雑な感情に対処する
 第五の指針――留めると同時に放す
 第六の指針――新しい夢と希望を描く
 第七の指針――自分のケアをする時間を取る

第8章 美味なる曖昧
 曖昧さをより肯定的に見る必要がある理由とは
 曖昧さが今もこれからも美味ではない時
 希望の兆し

第9章  ほどほどに良い関係
 自立という神話
 なぜ人は介護するのか
 否定的側面――「ほどほどに良い」が通じない場合

おわりに
旅の続きに
介護者の皆さんへ――健康管理の専門家と協力する時
 医療専門家
 メンタルヘルス専門家
 鬱病

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内容説明

記憶や知能、パーソナリティが徐々に変化する認知症の人を介護することは、家族にとって先の見えない中途半端な喪失を体験することになる。「曖昧な喪失」研究で名高い著者による認知症者の介護を心理的にどう受け入れるかについての具体的な提言に満ちた書。
原書名:Loving Someone Who Has Dementia:How to Find Hope While Coping with Stress and Grief

 

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