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ポスト・コフートの精神分析システム理論

現代自己心理学から心理療法の実践的感性を学ぶ

ポスト・コフートの精神分析システム理論

米国を席巻する精神分析的システム理論を広く紹介するわが国で初めての書。力動的心理療法に携わる専門家の感性を育てるための一冊

著者 富樫 公一 編著
ジャンル 精神分析
出版年月日 2013/05/30
ISBN 9784414414523
判型・ページ数 A5・222ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

序 言 現代自己心理学のシステム理論が注目する世界 (富樫公一)
 第1章 イントロダクション:現代自己心理学の感性 (富樫公一)

第Ⅰ部 コフートの自己心理学に含まれる現代的視点
 第2章 コフート理論に含まれる関係性の側面 (C. B. ストロジャー・富樫公一)
 第3章 コフートの共感と関係性 (富樫公一)

第Ⅱ部 現代自己心理学の諸理論
 第4章 関係性における自己対象体験の相互性と特異性:バコールの特異性理論 (富樫公一)
 第5章 欲動から多様な動機づけへの展開:リヒテンバーグの動機づけシステム理論 (角田 豊)
 第6章 相互交流の二つの次元:ビービーとラックマンの乳児研究に基づく二者関係のシステム理論 (富樫公一)
 第7章 さまざまな間主観性理論とその変遷 (葛西真記子)
 第8章 現代自己心理学の多様性と開放性:フォサーギの複合的アプローチ (角田 豊)
 第9章 徹底した非線形動的システムの視点:コバーンの複雑系理論 (富樫公一)

第Ⅲ部 現代自己心理学による臨床事例の理解
 第10章 事例に展開する二者関係の相互交流プロセス
  第1節 治療者のかかわりが患者にとって頻繁にずれていると体験された心理療法過程について (中西和紀)
  第2節 間主観的視点からみる二者のコミュニケーション (葛西真記子)
  第3節 嫌悪性と役割の実演化:動機づけシステム理論からのコメント( 角田 豊)
  第4節 患者-治療者を一つのシステムとしてとらえる視点に触れて:葛西・角田氏へのリ・コメント (中西和紀)
 

 第11章 事例を構成するシステムの理解
  第1節 治療への不満を訴えた抑うつ状態の女性との心理療法 (安村直己)
  第2節 共感的理解と治療者の自発的な反応:安村事例へのコメント (角田 豊)
  第3節 体験の次元と説明の次元:安村事例へのコメント (富樫公一)
  第4節 現代自己心理学のメタ理論による新たな臨床的視点:角田・富樫氏へのリ・コメント (安村直己)

おわりに 日本における自己心理学の理解と今後について (角田 豊)

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内容説明

関係精神分析とともに米国を席巻する精神分析的システム理論を広く紹介するわが国で初めての書。特異性理論、動機づけシステム理論、乳児研究に基づく二者関係のシステム理論、間主観性システム理論、複雑系理論といったポスト・コフートの諸理論を紹介し、事例の議論を通してその実践性を示す。力動的心理療法に携わる専門家の感性を育てるための一冊。

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