TEMでわかる人生の径路
質的研究の新展開
質的研究に時間の概念を導入し、人生の径路を時間軸に沿って描き出すことで、視覚的にも理解しやすい丁寧なデータ抽出が可能になる
著者 |
安田 裕子
編著 サトウ タツヤ(佐藤 達哉) 編著 |
---|---|
ジャンル |
心理学一般
社会心理学 |
出版年月日 | 2012/08/30 |
書店発売日 | 2012/09/05 |
ISBN | 9784414301809 |
判型・ページ数 | A5 ・ 262ページ |
定価 | 3,740円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
前著『TEMではじめる質的研究』に継ぐ第2弾。質的研究に時間の概念を導入し、視覚的に理解を促す試みの集大成。誰でも自分自身の人生の径路をTEMに描くことができ、人生の径路が視覚的に分かるため、初学者でも簡単に質的研究用のデータを拾っていくことが可能になる。新しい技術による丁寧な研究法を読者に薦める、読みやすい専門書。
第1章 TEM入門編 丁寧に,そして,気楽に(楽に雑にはダメ)
第1節 これだけは理解しよう,超基礎概念
第2節 質的研究をする私になる
第3節 1人の人の経験を描くライフストーリとしてのTEM
第4節 出来事を揃える──4±1人程度のデータを扱ってみるTEM
第5節 9±2人を対象とする研究による等至点の定め方と径路の類型化
第2章 実践編―TEM研究の可能性と多様性
はじめに 本章に収録される研究のオーバービュー
第1節 支援者としてあり続ける人を追う─ライフストーリー
第2節 保育・保健専門職の格闘を味わう─アクションリサーチ
第3節 大学生の学びを支援するために─フィールドワーク
第4節 女性に働く力─パワーアナリシス(文化圧力分析)
第3章 拡張編
第1節 発達研究の枠組みとしてのTEM
第2節 臨床実践への適用可能性
第3節 三次元TEMの可能性──供述分析
第4節 気楽な方法論としてのTEM
第5節 アセスメント(心理査定)への文化心理学的な新しい見方─記号媒介によるダイナミックな階層化
第4章 理論編―時間を捨象しない方法論,あるいは,文化心理学としてのTEA
はじめに
第1節 TEA(複線径路・等至性アプローチ)への昇華―理論・方法論・認識論として
第2節 概念ツールという考え方―質的研究の新しいアプローチとしても
第1節 これだけは理解しよう,超基礎概念
第2節 質的研究をする私になる
第3節 1人の人の経験を描くライフストーリとしてのTEM
第4節 出来事を揃える──4±1人程度のデータを扱ってみるTEM
第5節 9±2人を対象とする研究による等至点の定め方と径路の類型化
第2章 実践編―TEM研究の可能性と多様性
はじめに 本章に収録される研究のオーバービュー
第1節 支援者としてあり続ける人を追う─ライフストーリー
第2節 保育・保健専門職の格闘を味わう─アクションリサーチ
第3節 大学生の学びを支援するために─フィールドワーク
第4節 女性に働く力─パワーアナリシス(文化圧力分析)
第3章 拡張編
第1節 発達研究の枠組みとしてのTEM
第2節 臨床実践への適用可能性
第3節 三次元TEMの可能性──供述分析
第4節 気楽な方法論としてのTEM
第5節 アセスメント(心理査定)への文化心理学的な新しい見方─記号媒介によるダイナミックな階層化
第4章 理論編―時間を捨象しない方法論,あるいは,文化心理学としてのTEA
はじめに
第1節 TEA(複線径路・等至性アプローチ)への昇華―理論・方法論・認識論として
第2節 概念ツールという考え方―質的研究の新しいアプローチとしても
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