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子どもの精神分析的心理療法の応用

子どもの精神分析的心理療法の応用

児童養護施設での心理職のあり方を検討するとともに、思春期や児童期の里子への実践例を示すなかで、多職種協働のあり方を提示する

著者 鵜飼 奈津子
ジャンル 臨床心理学 > 心理療法(カウンセリング)
精神分析
出版年月日 2012/08/25
ISBN 9784414400731
判型・ページ数 A5・222ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第Ⅰ部 児童養護施設における精神分析的心理療法

第1章 児童養護施設における心理職の現状と課題
 第1節 近畿圏内の児童養護施設における心理職の現状
 第2節 スーパーヴィジョンに関する現状と課題
 第3節 研修に関する現状と課題
 第4節 今後の課題
 第5節 心理職に求められる役割と限界
 第6節 心理職の機関内外連携および他職種協働の可能性
コラム① 英国の児童福祉制度(1)──子どもの保護のシステム

第2章 児童養護施設における精神分析的心理療法の実践
 第1節 「いつ」行うのか
 第2節 「どこで」行うのか
 第3節 「どのように」行うのか
コラム② 英国の児童福祉施設(2)──非政府組織

第3章 児童養護施設に勤務する心理療法担当職員のための,ディスカッション・グループの試み
 第1節 ディスカッション・グループの実施手続き
 第2節 ディスカッション・グループの実際
 第3節 ディスカッション・グループ終了後の振り返り
 第4節 今後の課題
コラム③ 英国の児童福祉制度(3)──情緒障害児短期治療施設,マルベリー・ブッシュ・スクールにおける実践

第4章 里子として育てられる子どもピーターとの精神分析的心理療法をめぐる経験から
 第1節 ピーターとCAMHSクリニック
 第2節 心理療法の経過
 第3節 養子縁組の失敗
コラム④ 英国の児童福祉制度(4)──里親制度

第Ⅱ部 子どもの精神分析的心理療法の応用

第5章 親の精神保健上の問題に対する取り組み──Parental Mental Health Project
 第1節 ロンドンのある公的精神保健クリニックにおけるプロジェクト
    ──エンドモンドの事例をめぐって
 第2節 母子並行面接を進めていくことの困難さをめぐって
 第3節 事例──親面接:ジルさんの場合
コラム⑤ 政府主導による子育て支援プロジェクト──シュア・スタート:ある地域の実践例
コラム⑥ タビストック・クリニックにおける「アンダー5サービス」とその日本での応用

第6章 思春期・青年期へ発信する精神保健相談への入り口──ロンドンにのある公的精神保健クリニックにおけるプロジェクト「話すための場所」
 第1節 事例①──短期介入と他機関連携:ルーシーの場合
 第2節 事例②──緊急介入:スージーの場合
 第3節 事例③──短期介入から長期の心理療法へ:ヘレンの場合
コラム⑦ リービング・ケア

第Ⅲ部 心的外傷後ストレス障害と精神分析的心理療法──レフュジー・セラピー・センターでの体験から

第7章 レフュジー・セラピー・センターにおける取り組みの実際
 第1節 センターの構造
 第2節 子ども・青年心理療法士が出会う主なクライエント群とよくある主訴
 第3節 心理療法の実際

第8章 遠く離れて──付添人のいない未成年難民との出会い
 第1節 付添人のいない未成年難民との初めての出会い
 第2節 付添人のいない未成年難民の思春期と促進的環境
 第3節 コンテイナーとしての心理療法士の役割
 第4節 投影
 第5節 促進的環境の一部になること

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内容説明

前著『子どもの精神分析的心理療法の基本』の応用編。日本の児童養護施設での心理士のあり方を検討するとともに、英国での思春期・青年期の子どもたちや、里子とその家族への実践例から、セラピーへの応用可能性を示す。また,多職種間の協働がうまくいかなかった例を挙げながら、心理士の役割を明確化する重要性も提示する。

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